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今日は、ちょっと個人的な話から始めますね。
僕、恥ずかしながらタイピングが結構苦手なんです。
パソコン自体は昔から好きで、
ハマった時期にはいろんなことを試しました。
でもなぜか、
タイピングの基礎だけは後回しにしてしまったんですよね。
ホームポジションをちゃんと覚えたのもかなり後でしたし、
それまではもう、
「とにかくキーをがむしゃらに叩く!」
みたいな感じでした。
正しい指の使い方とか、
効率のいい打ち方とか、
そういうものを全部すっ飛ばしてしまったんです。
今さら練習しようと思っても、
長年染みついた癖ってなかなか抜けません。
少し練習しては、
「この時間があるなら、別の仕事を進めた方がいいな」
となって、結局いつもの打ち方に戻ってしまう。
そんなことを繰り返していました。
なので実は、
タイピングの遅さには
ちょっとしたコンプレックスがあったんですよね。
昔から音声入力自体はありました。
ただ、正直なところ、
昔の僕にはあまり使えるものではありませんでした。
変換を間違える。
変な文章になる。
あとから修正する方が面倒。
結果、
「これなら自分で打った方が早いな」
となってしまう。
同じ経験をした人も結構いると思います。
でも、今はまったく違います。
AIが入ったことで、
音声入力がかなり実用的になったんですよね。
多少言い間違えても文脈を読んでくれる。
話し言葉を文章として整えてくれる。
言葉が少し足りなくても補完してくれる。
僕の場合、もはやタイピングするより速いです。
しかも、
「文字を入力する」
だけじゃなくて、
「頭の中にあるものを、ある程度整理された文章にする」
ところまで手伝ってくれる。
ここがものすごく大きいんです。
僕は、音声入力の本当の価値って、
単純に文字を速く打てることではないと思っています。
もっと大きいのは、
考えたことを外に出すまでの摩擦が小さくなること
なんですよね。
文章を書こうと思ってパソコンの前に座る。
一文目を考える。
キーボードを打つ。
少し戻って修正する。
また考える。
この作業って、意外と頭の流れを止めます。
特に僕みたいにタイピングが得意じゃない人は、
「考えるスピード」と「入力するスピード」が合わないんです。
頭の中ではもう次の話に進んでいるのに、
手はまだ前の文章を打っている。
これ、地味ですが
結構なストレスなんですよね。
音声入力だと、そこがかなり近づきます。
考えながら話す。
↓
話した内容をAIが整えてくれる。
↓
僕は最後に確認して修正する。
この流れになるだけで、アウトプット量が一気に増えました。
ブログを書く。
メールを作る。
アイデアをメモする。
企画のたたき台を作る。
社内への指示を整理する。
こういう仕事との相性はかなりいいです。
これまでパソコン仕事では、
タイピングが速い人って、
それだけで結構なアドバンテージがありました。
同じことを考えていても、
30分で文章にできる人と、
1時間かかる人では、
積み重なると大きな差になります。
でもAIと音声入力が入ってくると、
その前提自体が少し変わってくると思うんです。
タイピング能力ではなく、
何を考えているか。
何を言葉にするか。
AIに何を渡すか。
こっちの重要性がどんどん上がっていく。
僕にとっては、
これはかなりありがたい変化でした。
苦手なことを100点にするために
何百時間も使うのではなく、
テクノロジーに任せられるところは任せて、
自分が得意な部分に時間を使える。
AIって、こういう使い方が
一番健全なんじゃないかなと思っています。
ただ、現場を見ていると、
ひとつ感じることがあります。
それは、
音声入力は、働く環境によって使いやすさがかなり違う
ということです。
僕のように在宅ワークが中心だと、
かなり自由に使えます。
思いついたら話す。
文章を作る。
AIにまとめてもらう。
周囲を気にしなくていいので、
とにかく相性がいいんですよね。
一方で、オフィスで隣にスタッフがいる環境だと、
いきなりパソコンに向かって話し始めるのは、
ちょっと勇気がいります(笑)
会議室を使ったり、
個室を確保したり、
使い方を工夫する必要があります。
そう考えると、僕自身、
在宅で仕事をさせてもらえていることには、
かなりのアドバンテージがあるなと感じています。
これもリモートワークの意外なメリットかもしれません。
そしてもうひとつ。
今の音声入力ツールって、
導入のハードルがかなり低いんです。
高額な設備が必要なわけでもない。
多くはサブスクで始められます。
だからこそ、
「知っているけど使っていない」
という状態が、もったいないんですよね。
AIもそうですが、
こういうツールって説明を100回読むより、
実際に1週間使ってみた方が圧倒的に理解できます。
自分の仕事のどこに合うのか。
どんな時に使いにくいのか。
どのくらい時間が短縮できるのか。
これは使って初めて分かります。
うちのスタッフも音声入力をかなり活用していますが、
一度慣れてしまうと、
「全部キーボードで入力していた頃には戻れない」
という感覚になる人も多いんですよね。
音声入力を使ったことがない人に、
僕がおすすめするとしたら、
まず1週間だけ試してみることです。
いきなり全部の仕事を
音声入力にする必要はありません。
たとえば、
・メールの下書き
・ChatGPTへの指示
・ブログのアイデア出し
・会議後のメモ
・社内共有文のたたき台
このあたりから使ってみる。
そうすると、
「これは音声の方が速いな」
「これはキーボードの方がいいな」
という自分なりの使い分けが見えてきます。
大事なのは、
音声入力が正しいとか、タイピングが古いとか、
そういう話ではないんです。
自分の頭の中にあるものを、
最もストレスなく形にできる方法を選ぶ。
結局ここなんですよね。
AI時代って、
苦手なことを根性で克服する以外にも選択肢が増えた時代だと思っています。
昔の僕なら、
「タイピングが遅いなら練習しないと」
と考えていました。
でも今は、
「そもそも全部タイピングする必要あるのかな」
と考えられる。
この発想の転換だけでも、
仕事のやり方はかなり変わります。
僕自身もまだ、
もっといい使い方がないか
日々試している途中です。
音声入力に昔のイメージが残っている方も、
ぜひ一度だけその先入観を横に置いて、
1週間くらい仕事の中に混ぜてみてください。
自分が頑張って速くなるのではなく、
道具の力で自然に速くなる感覚を、
ぜひ一度味わってみてもらえたらと思います。
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